年老うふたり

どこのデータバンクが出したか知らないけど
長く一緒にいると 段々冷めてくって
あいにく私達はそれには当てはまらないの ooh yeah
ずっと、未来のその日でも同じ二人でいようよ
その頃、二人は年老いて耳も遠くても
どうせ、私の言うことは変わらないから
ねぇ 覚えてて あなたが大好きだよって

年老いたその日も 同じように過ごすの
どれ位あなたを 好きなのか知ってもらうの
それには時間が足りない、まだまだ伝え足りない
だから毎朝起きる時間も早くなる

時間を止めてください、だなんて 妖精に頼みごとはしませんて
一分一秒たつほどに深まる あなたへの愛を見守りたいから
あなたの髪うすくなる その時私のしわも深くなる
あなたと私で年をとる とどまることのないフェアな世界
娘が泣こうと 息子が来ようと 一番の愛はあなたにだけ
孫がかわいくても 皆頼ってきても 本音はいつもあなただけ
ひでえなばあちゃん、て言われたくないから
皆でいるときは Big Mama ぶるから
忘れないで「アイシテル」変わらずどころか今のほうが

年老いた私を 同じように好きでいて
もうずっと前からあなただけ見つめてきた
昔にはもどれない だけど戻る意味もない
だって今この瞬間 一番君を愛してる

昔みたいに姫様だっこもして欲しいけど
おじいちゃんのあなたにはもう頼めない
しないでいいから フリだけでいいから たまには私をあまやかして

年老いたその日も 同じように過ごすの
どれ位あなたを 好きなのか知ってもらうの
それには時間が足りない、まだまだ伝え足りない
だから毎朝起きる時間も早くなる

年老いたあなたが 変わらず笑えますように
もしも私に 先にお迎えがやってきたら
土下座で頼み込むわ あの人より一日だけ
後にいかせてください そしたら彼を見送れる
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