男三代

俺がたたけば 祇園の空に
音がさえてる 汗が散る
恋の面影 誰にもみせぬ
男あらくれ 松五郎の
夢をさませる ちゃわん酒 ちゃわん酒

たいたおかゆを 二人ですすり
苦労分けあう 俺・お前
屋根の瓦も 涙でぬれて
かわくひまない 星空に
女房小春の 乱れ髪

龍があばれりゃ ぼたんが咲いて
引くに引けない 意地と張り
生きるためには 明日が勝負
男金五郎 人生ざんげ
龍がさければ 海が泣く
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