魔法をください

もしもあの日に戻れるなら
ふたりを永遠につなぐ
魔法をください

あなたが決めたさよならでしょ
ずるいよ いまさら会いたいだなんて
久しぶりに聞いたその声は
とても幸せそうに響いた

誰のために嘘をつくの
そんな優しさはいらないよ
どうせならば悪魔になって
いますぐわたしをだまして

永遠だなんて存在しないって言い聞かせて
さんざん自分を押し殺してきたんだ
思ってるほどわたし強くないよ
だからまた その腕に この手を伸ばしてしまうの

お願い このまま時を止めて
本当の気持ちに嘘はつけないよ
もしもあの日に戻れるなら
ふたりを永遠につなぐ
魔法をください

どうせまたすぐ消えてしまう
流れ星のような光でも
気付けばひそかに祈っている
どうしようもないわたしがいた

これ以上わたしに優しくしないで
傷つくだけだって知ってるでしょ
あなたの笑顔が素敵すぎて
だから余計 さよならが 言えなくなってしまうの

お願い このまま時を止めて
本当の気持ちに嘘はつけないよ
見えない翼で連れ去ってよ
幸せの花が咲く ふたりの場所へ

いまも あなたが大好きだよ
本当の気持ちに嘘はつかないよ
もしもあの日に戻れるなら
ふたりを永遠につなぐ
魔法をください

魔法をください…
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