グランドステーション

人もまばらなグランドステーション
始発のベルを待つ
人の海に泳ぎ疲れ心を殺してた

もう一度 生まれる為の時間と勇気を
もう一度 取り戻す為の旅が今始まる

少しずつ この街を離れてく
少しずつ 少年の顔へと戻ってゆく

あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと
教えてくれた人がいた
あーその人も今はもういない
誰もとどまることなど出来はしない

朝を待てずにグランドステーション
抱きあう恋人は
柱の影で泣き疲れ時計を見上げてた

もう一度 出逢える日だけ信じていたくて
もう一度 不確かな約束 別れの口づけ

少しずつ この街を離れたら
少しずつ 悲しいけれど大人の形になる

あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと
教えてくれた人がいた
あーその人も今はもういない
誰もとどまることなど出来はしない

あー旅をすることは時に死ぬことのかわりと
教えてくれた人がいた
あーその人も今はもういない
誰もとどまることなど出来はしない
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