未完成品(スケッチー)

これは何のためだろう、これは誰のためだろう?
悩んだって所詮それは、ねえ。
それは誰のためでした。あれは何のためでした。
って思いたがった 自分のためであって、

元々はきっと、素敵な自分を
満足させるための可愛い言い訳でしょう

神様は見てるよ 弱虫の泣き顔
知ったかぶりした子供が歌う寂しさ
才能無いってわかっても、これだって言い切れなくても
探してる居場所 暗闇の中で

そんな迷路の道すがら 三日月は降るのでした
大切な人に出会ったときには
そんな自分自身ですら どうだってよくなるくらいな
機能ってついているのかな?

こんな未完成なまま 大人になれないまま
大切な君に出逢えた あぁ
これが君のためなら それが君のためなら
ほんとうにそんなに思った

元々はずっと、君がいなくても
走って来た道も 今じゃ走れないよ

神様は見てるよ 弱虫の泣き顔
知らん顔した大人が叫ぶ優しさ
最低だなってわかってても、ムダだって思ったとしても
葬った真実は暗闇の中で ほら

神様が言ってるよ 弱虫な僕らは
似たような鏡を持つ君を見つけるから
もうどうでもいいんだよ 見つかった光、何よりも
守りたいなら 暗闇の中でも
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