赤い不思議

扉を 叩く雨音が
いつしか 雪に変わる頃
真っ白に 凍る窓に
あなたの名前 何度
書いては 消したでしょう

あなたの つめたい背中に
不安な 心を重ねて
会えない時間を 悔んでも
狂おしいまま 夜は終わらない

うつろな鼓動が 赤く燃えるまで
Mysteryな嘘 あげるわ
愛して 愛される程に
女は 嘘を覚えるの
いとおしく 髪を撫でて
あなたを 抱き寄せたわ
独りに しないでと

あなたの瞳に映った
真実(ほんと)の 私を見抜いて
少しずつ 色褪せてく人を
見送れるほど 強くはなれない

うつろな鼓動が 赤く燃えるまで
Mysteryな嘘 あげるわ
情熱よりも 赤く染まった
Mysteryな嘘 あげるわ
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