TOKYO挽歌

溜息まじりの 夕日の朱(あか)が
あんたの横顔 かすめて堕(お)ちる
あたいもばかだね 後先(あとさ)き見ずに
心底あんたに 惚れてたなんて
TOKYO…TOKYO…あんたは ろくでなしだよ
ウブな娘の 夢踏みにじり
TOKYO…TOKYO…あんたは 飽きもしないで
人間(ひと)のこころに 風穴(かざあな)あける街
ああ…TOKYO…

酔いどれピエロを 色目(いろめ)で誘い
今夜もあんたは お祭り騒ぎ
決めたよいますぐ あんたと別(き)れて
あたいも一から 出直さなくちゃ

TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ
くやし涙も 残っちゃいない
TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて
二度とあんたの 顔などみたくない
ああ…TOKYO…

TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ
くやし涙も 残っちゃいない
TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて
二度とあんたの 顔などみたくない
ああ…TOKYO…

TOKYO…
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