花吹雪

明日あなたは 卒業してひとり
遠くの町へ 帰ってしまう
駅うらの小さな店
わたしもこの店をしめて
生まれた町へ 戻って行くわ
花吹雪が風に……風に踊る……
わたしのことなんか 忘れるのよ
どうかそんな風に見ないで
笑い顔をみせて

いつかあなたに ぶたれたこの頬の
きれいな痛み 大事にします
この町に来てよかった
いやなこともあったけれど
あなたとのこと しあわせだった
花吹雪が風に……風に踊る……
わたしのことなんか 忘れるのよ
そしていつも話してくれた
夢を追いかけて
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