浮雲

泣いた日よ 悔んだ日々よ それは幼くて
おまえにとってはちっぽけな ただのお話か
一途だった昔の恋は やけに懐かしく
俺にとっては重大な 胸に記す年輪
これっきりだ 俺が叫ぶ
あいつが 頷いた
また会おう 席を立って
握手で 別れたなんて
告げたならば 笑うだろうか うぶだ若かったと
自分自身もおかしくて 笑みを浮かべてしまう

いざこざもすれ違いも どれも現実か
俺の心にポッカリと 漂う浮雲だろう
やさしさだとか おもいやりだとか
わかったつもりでも
些細な事で 傷つけ合い
あいつと別れたなんて
告げたならば 笑うだろうか うぶだ若かったと
自分自身もおかしくて 笑みを浮かべてしまう
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