口笛

寝グセで飛び出す
ひとり 海へ行く
ヤシの葉が揺れるのを
ボンヤリ見ている
心地いい風に
僕はとまどって
何を悩んでたのか
スッカリ忘れてく...
海 広く 青く
波 高く 白く
今 僕はココに立とう
風 強く 速く
時 いつも 変わらずに
石ころにつまずいても
この世界で たったひとつ
その笑顔は 誰のものでもないから
熱く焼けた太陽
船のうえ ゆらゆら
裸で寝そべってたら
ヤケドしてしまった
口笛吹いたら
イタミ吹き飛んだ
水平線の向こう
夕陽が生まれた
月 明かり 淡く
水 潔く やさしく
流されず ココに立とう
星 輝く 空に
解き放て 心を
もうすぐ朝は来るから
この世界で たったひとつ
その笑顔を 誰かが呼んでいるから
この世界で たったひとつ
その笑顔は 誰のものでもないから
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