絶望の花

聞こえるかい 風の声 絶え間ない 雨の音
変わらずに 変わらずに…

灰色の空の下に立ち
何もない大地を 踏み締めている

何時も傍に在るはずの 全てが 消えてしまった時
絶望の底に 残ったものは 始まりだった

悲しみの無い 世界の結末に
幸せという答えは 見つからないだろう
偽りの無い この星で
僕等は戦い続けて行くしか ないのだから

聞こえるかい 風の声 絶え間ない 雨の音
変わらずに 変わらずに…

太陽が海へと沈み行き
雷鳴が静けさに 震えている

孤独に破れそうになり 出口を探してみれば
闇の中でしか 見えない光が 確かに見えた

止めども無い 涙が零れて
幸せという扉を こじ開けようとする
信じるべきもの等ない 荒野の彼方で
無邪気に揺れている 花を見つけた

悲しみの無い 世界の結末に
幸せという答えは 見つからないだろう
偽りの無い この星で
僕等は戦い続けて行くしか ないのだから
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