RAINY BLUES

しわくちゃのプライドが ポケットの奥にある
君に触れることもできないまま
ましてや外は雨が 傘はどこにあるやら
あきらめて歩き出した夕暮れ

弱さを気づかれないように わざと顔を上げて
毎日のしがらみさえも 洗い流されたはず

悪くないよな雨 そんな気がしたRAINY BLUES
ひとり笑いながら 街角のネオンが 俺を照らした
水たまりの上を 飛び越えてみようか
明日になったなら 忘れないように 君に伝えよう

うるさいくらい何度も ヨレヨレのスーツが
昨日の出来事を喋りたがる

雨宿りの白い犬が 凛々しく立ち上がり
振り向かずに走り出した 真っ直ぐ前を見て

涙色した雨 夜空に消えたRAINY BLUES
傘を抱えながら 街角の天使がウインクをした
星も降りそうな夜 心が軽くなって
明日になったなら 新しいシャツで 君に伝えよう

涙色した雨 夜空に消えたRAINY BLUES
傘を抱えながら 街角の天使がウインクをした
星も降りそうな夜 心が軽くなって
明日になったなら 新しいシャツで 君に伝えよう
そんな RAINY BLUES
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