雨の水曜日

雨の水曜日
流れてゆく傘の波を二人は寄りそい眺めてる
あなたの顔がなんとなく沈んでいるのは
空のせいだけじゃないことぐらいすぐわかる

どこにも答えはない
それでもいつか見つけたい
この手をのばすほど遠くなる気がしても
いちばん想っている
いちばん近いつもりだよ
あなたという人をわかりたい 少しでも

ガラスに映るその瞳は遠くを見ている
あなたの弱さも愛しくて
それでも雨は音もなく降り続けるけど
空を見上げればさっきより明るくなってる

誰だってわからない
だからこそ扉を開けたい
この手が届くなら何もかも失っても
いちばん想っている
いちばん近いつもりだよ
あなたという人をわかりたい 少しずつ
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