ふたば

ふたば ふたば かがやきはきみとともに
ふたば ふたば よろこびはきみとともに
朝の光が窓辺に舞い降りて 悲しい夢を溶かすよ

だからもう もう 泣かないで ゆうべの雨は終わった
今は神様がくれた 目覚めの時だよ

ふたば ふたば ほほえみはきみのように
ふたば ふたば 安らぎはきみのように
とおい他生(どこ)かで出合った記憶さえ ひとみの奥に宿して

だから もう もう 泣かないで 痛みの夜はいつでも
やがて迎える朝陽の まぶしさ知るためだよ

だから もう もう 泣かないで ゆうべの雨は幻
ここは神様がくれた 覚醒(めざめ)の国だよ

だからここからはずっと きみを見つめているよ
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