帰港

どんなにあんたを 待てばいいんです
涙も想いも 薄れてきています
この身も夢も 一度捧げた人生を
今さら 誰に 誰にかけましょう

どれほどこの町 居たらいいんです
何度も幾度も 真冬が過ぎました
痩せてく心に 水を下さい ねぇあんた
暦をめくって 窓の港みて

どれだけ泣いたら 涙枯れますか
どれだけ飲んだら 過去を捨てれます
出してく夫婦船みりゃ
昔あんたと あぁだった
かならず帰るネ…帰るネ…ねぇあんた
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