キミに残す手紙

幸せに迷ったとき自分を責めないで
誰かを愛する気持ちはキレイなものだから

ミルク飲んでご機嫌のあなたを抱き上げて
そっと願い込めるように長いキスをしたよ

四角い青空にふるえてる最後の銀杏の葉
神様どうか クリスマスまで私の名前を呼ばないで

サヨナラ背負っても出会えたことだけで ありがとう ありがとう
明日もあなたの笑顔見るため生きたいと思える今日がある

大きくなったあなたを思い書く手紙は
校庭のすみに埋めるタイムカプセルだね

リノリウムの床の遠くから子供らの笑う声
神様どうか 桜の下ではにかむランドセル見せてよ

伝えたいことがたくさんあるのに あなたの あなたの
未来を思うとき 悔しくてつい涙がこぼれ落ちてしまう

空から見守るそんな日が来たらごめんね ごめんね
けれどもあなたは一人じゃない いつだって愛はそばにあるよ

サヨナラ背負っても出会えたことだけで ありがとう ありがとう
明日もあなたの笑顔見るため生きたいと思える今日がある
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