遠い灯り

さよならね さよならと
別れ道まで来たけれど
この指がはなれない
何故なら恋だもの
灯りが見えるわ あの部屋に
あなたを待ってる 影がうつるわ
明日(あす)また逢えると 涙ぐむわたし

いつまでも いつまでも
忘れないわと眼を伏せて
ただ独り帰るのよ
何故なら恋だもの
泣き顔なおした 水たまり
知ってる人にも 顔をそむけて
切ない想いに 耐えているわたし

哀しいいたずら 別れぎわ
あなたはこよりの 指輪をくれた
はかない夢でも わたしにはいのち
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