足音

そっと目を閉じれば
どこからか聴こえる
喜びや悲しみ
この世界の足音

流されてゆく
人の波に
一人 ふと立ち止まる

僕たちはどこへ向かい
歩いているのだろう?
生まれてから
僕たちは何を信じ
毎日を生きるのか?
問いかけながら
大勢の足音のひとつになる

慌ただしく過ぎてく
限りある時間よ
道端の花さえ
気づかぬまま 黄昏

振り向くことは
できるけれど
“今”は巻き戻せない

僕たちはどんな夢を
見続けてるのだろう?
その未来へと
僕たちは果てるまでに
どれくらい歩くのか?
背中を押され
顔のない足音に紛れてゆく

人はみな
胸の奥
描いた
人生の
地図がある
褪せても…
自分のその足で
歩いて行こうと
決めた道
人混みの中にはない

我が道

僕たちはどこへ向かい
歩いているのだろう?
生まれてから
僕たちは何を信じ
毎日を生きるのか?
答え探して
迷いない足音を響かせたい
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