Angel

ねえミルク色の空は
胸をせつなくさせるから
嫌いだと つぶやいた
ため息は 届かない

愛する誰かのために
短い手紙を書いた
大切な 一言が 届くように

Angel 涙が溢れるから
ずっと近くで微笑んでいて
こんな夜には ドアを開けて
どこか遠くへ連れていってよ

いたずらに時は過ぎ
おきわすれられた想い
少しずつ 両手から
こぼれてく 砂のように

白い毛布にくるまって
冬のランプに火を灯す
粉雪が この庭に 降り積もる

Angel 涙が溢れるから
ずっと近くで微笑んでいて
Angel なぜだろう胸がいたい
どうか優しく抱きしめていて
こんな心を 空に投げて
月の光で照らしてほしい
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