Candle In The Wind

これでいいと思うの だって彼のためなら
夢を見せてもらえた せめてお返し…
身分違い そんな悲劇 今もあるなんて
ご家族に あしらわれ 仕方なく知った…
ほぉ、蛍が 千々(ちぢ)に乱れ飛ぶ
陽も落ちた 宿の清流(せせらぎ)に
風に揺れる 蝋燭(ろうそく)なの
ひとり来た 旅

これでいいと思うの そっと消えてあげたい
どうぞ誰も羨(うらや)む 家庭(いえ)を持ってね…
私なんか 程(ほど)にあった 男(ひと)で事足りる
だから、もう お母様 憎むのはやめて…
ねぇ、未練よ 山河、越えてなお
携帯に 愛がまた届く
風に揺れる 蝋燭なの
河鹿蛙(かじか)鳴く 夜

あぁ、哭(な)こうと 死にはしないけど
稚(おさな)さも 胸に沁みる人
風に揺れる 蝋燭なの
ひとり行く 旅
×