流れ星が好き

あなたに呼び止められた時
夢かと思った
息が止まるかと思った
ポストに入れられぬ手紙が
机の引き出し
ひとつ 置き去りになってる
ゆうべ見上げた空 その時に流れ星
うるむ瞳の中 ウインクして消えたの
ううん なんでもない 泣いちゃいない
ただ うれしいだけよ
だから流れ星と そして あなた
あなたが好き

放課後のベンチには夕映えが
ふたりを揺らすの
どうか こわさずにお願い
“送って行くよ” と照れ笑い
わがまま言わせて
今日は遠まわりしたいの
バスを降りる頃は 街灯が灯(とも)るでしょう
もしかしたら星に ありがとうって言えそう
ううん なんでもない 今は秘密
ただ せつないくらい
だから流れ星と そして あなた
あなたが好き

あなたの目の中に ひとすじの流れ星
全て信じられる 連れてって銀河へ
ううん なんでもない 泣いちゃいない
ただ うれしいだけよ
だから流れ星と そして あなた
あなたが好き

流れ星と あなたが好き
流れ星と あなたが好き
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