鳴笛

遠くで聴いた口笛が今も
心巡って からっぽの僕の中 鳴ってる

それから僕は待つようになって
探し続けた僕を虜にした音色

この世の終わり この世の始まり
破滅に向かう浮世に 一筋の音色

何故か僕は生きようとする
今日も明日も わかりきってるのに

どんなことも無意味に思う
繋がっているこの世界が ずっと嫌いなのに

もう一度 聴かせて
全てのことから 忘れさせてください

もう二度と聴けない
初めから僕は きっとわかっていた

あの日君が言ってたことが
僕の心に突き刺さってるのに

何を思い何を感じて
僕は確かに祈るような気持ちで あの音色を聴いた

静かにどこまでも響き そして駆け抜けてゆけ
いつかは全てが終わりを 迎えてしまったとしても

もう一度 聴かせて
全てのことから 忘れさせてください

もう二度と聴けない
初めから僕は きっとわかっていた
×