恋のあいまに

風がとまり 言葉が途切れた間に二人見たもの
変わる季節に戸惑う弱気は醒めぬ恋心か

夕陽に染まる海の色 君の揺れる髪嗚呼 焼きつけた

別れにはならない言葉を探しても夢みる時を
延ばしてもつれて 迷いの時を彷徨うだけでも
今は嗚呼

恋のあいまに見上げる空
何故こんなにも儚くて遠い
そうね 心は何よりも自由で とどまらぬ

止まぬ涙の訳は君恋しさか 人恋しさか

ほんのひととき振り返るつもりが想いは嗚呼 尽き果てぬ

あてもなく終わりゆくものを大切に仕舞おうとしたり
つなぐ何かをさがしたりしてる
わり切れぬ心は何処へゆく

恋の終わりに寄り添う時
何故いつまでも頼り無く惑う
愛しさだけじゃわかり合えぬこと知りました

見えぬ海の彼方 想いを馳せるように

恋の後には通りすぎる
面影だけがいつまでも揺れ
振り返らずに生きてはゆけぬ様 誘い込む
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