渇いた空

オレはまたいつもの道端にすわりこんで
見えなくなった自分をさがしてる
そしていつも思う事 あとどのくらい
ここでさがし続けられるかって

夜のない街で人はどうやって
夢を輝かせるのだろう
人の波の中オレは泳ぎ疲れて
気がつけば一人きり

もう一度風に吹かれながら
渇いた空を見上げよう
きっと必ず見つけられる
本当の夢があるはずだから

今日もまたどこかの古い町忍びこみ
老人たちの話しに 聞き耳たてて
深い皺きざまれた顔から目をそらし
ただうなずくよそ者と気付かれないように

人気の失せた町で埃にまみれ
オレはまた探し続けた
ふり返ってため息ついたら老人達の町は
かすかに輝いてた

もう一度風に吹かれながら
渇いた空を見上げよう
きっと必ず見つけられる
本当の夢があるはずだから

ここは太陽が明るすぎて
オレの欲しいものは何も見えなくなっちまう

もう一度風に吹かれながら
渇いた空を見上げよう
きっと必ず見つけられる
本当の夢があるはずだから

もう一度風に吹かれながら
渇いた空を見上げよう
きっと必ず見つけられる
本当の夢があるはずだから
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