三日月の誓い

君のただいまを待つように 「ポツン。」とドアが閉まってる
人を守る人になると誓った 日々を掃く日々が終わると信じた
思い出にさえなれない過去 さよならも言えない別れ
こんなにも思えるのに会えない人 いつまでも懐かしいのに褪せない声

それでも今でも恋い焦がれ 何度も何度も夢に見る
朝、目覚める度思うんだ 本当に愛してたよ

僕が消える かつてのようにはもう仰げない
あの日、あの日、二人を包んだ約束の明かり

シーツにくるまりながら 三日月の下 契りを交わした
念を押すように小指を絡めて 口づけをして陽が昇るのを待った

忘れられないと思うから 忘れられないと思ったさ
でも、目覚める度気付くんだ 今だって愛してるよ

じゃあ嘘でもいい いっそ何もかも偽れたら
その日、その日、違う誰かに永遠を誓えたら

君と見た三日月

僕が消える もう理など失くしたから
あの日のままの古いカレンダーと止まない時計
もう一度、嘘でもいい かつてのようにまた仰げたら
あの日、あの日、二人を包んだ約束の明かり
もう一度、嘘でもいい かつてのようにまた笑えたら
あの日、あの日、光が結んだ約束の二人

君と見た三日月
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