恋人たちがいる舗道

音もなく風に散る街路樹は
しのびよる秋のいろ教えます
お茶をのみ手紙書きおもい出す
あのひとと散歩したこの道を

また逢いましょう あの日のように
さりげなく そしてうつくしく
恋人たちが行きかう舗道
私はひとり 見つめてる

ウィンドウのファッションも入れかわり
行き過ぎたあの季節教えます
おしゃべりで笑いこけ歩いた
この道を歌もなく行く私

また逢いましょう あの日のように
今度こそ 恋と気がついて
恋人たちが行きかう舗道
私はひとり 歩いてる
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