センティフォリア

微睡みのなかを 訪れた春のように
密やかな恋心 いつしか咲いてた

揺れてる 心の声 街を抜ける

笑顔になれる いつだって君が となりにいてくれるなら
伝えたい 言えずにいた ただひとつの 愛のことばを

雨上がりの街を きらめく並木道を
一緒に歩く今が とてもいとしくて

ねえ手をつなごう 遠い あの日のように

光の中で 微笑んだ君が眩しくて 泣きたくなる
夕闇に染まる前に 二人だけの夢を教えて
ただ、風に願うよ…

震えながらも進む ガラスの季節を
毀れないように 胸に刻もう

舞い降りてゆく 花びらは君へ 溢れるわたしの想い
つかまえて 清らかなその指先で

笑顔になれる いつだって君が となりにいてくれるなら
伝えるよ 言えずにいた ただひとつの 愛のことばを
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