Qualia

なぜ 涙が
今 流れたの
傷ついたままの羽で
見つけ出せないクオリア

ねぇ、ここから
ねぇ、還れるの
瞼の草原に散った
君だけを呼んでる…

遥か彼方へ飛び立つわ
光より速く触れたい
哀しみを終わらせて
君の透明なその指で

ほら 聞こえる
今 甦る
過ぎ去る時の砂辺で
失くした波のハープ

この、鼓動に
愛、響いたら
希望に満ちたアルペジオ
身体じゅうを巡った…

もしも夢なら覚めないで
君と生きるための輪廻
探してた声がする
揺れる面影が星になる

たとえ夢から目覚めても
君は離れてゆく現在も
背中押す風の中
果てを感じてる

遥か彼方へ飛び立つわ
光より速く触れたい
さぁ翔ぶよ
見つけたの
君の透明なその指を
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