花影の道

月に叢雲 花に風
望まぬものの訪れも
君は清やかに微笑み浮かべ
澄んだ瞳は瞬きもせず

心の誓い心の惑い
白い素肌に秘めて謎めく
燃える思いを抱きながら
君を讃えて見つめよう

雨は翼に凪は帆に
祈りを砕く躓きも
君に溢れる歌は澱まず
細い素足が軽やかに飛ぶ

*思わぬ道へ運命は
時を移さず誘い込む
出来れば君と花影の
道を遥に歩きたかった*

心の救い心の願い
高まる愛が胸にさざめく
君舞うさまに酔いながら
一人守りを演じよう

(*くり返し)

思えば時の幻の
騒ぐ嵐に背を向けて
花ある君と花影の
道に戯れ遊びたかった
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