Dear

高く 差し出す手のひら
一人きり ちいさすぎる程

遠くこの場所から
やがて 開くドアの前
今はただ祈っているだけ 力を授けてと

光の彼方へ思いをはせる 深く息を吸った
空から白い羽根が ゆるやかに舞いおりる
暖かく音もなく 降り積もる

見上げて向こう側へ
あなたに包まれて
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