明日へ-空色の手紙-

なんとなく 優しげな午後には
君のことを 思い出してみるよ
届くかな この声も
時々 抱え込んでは散らかした あの言葉も

歩むべき道なら 座標などない
ただ 遥か続いてる 君の勇気待って

飛べない翼でも この両手 空に広げよう
太陽が 僕を見て ちっぽけな影おとして 笑って言う「明日が来る」

青空を便箋に 歌声ペンにかえて
いつかの僕に 綴るよ

望んでた高見に 見えた景色は
平凡な街並みや 見守る君の姿

見えない翼でも 風集め 夢に放とう
夏風 僕の背を そっと押し ささやいたよ「ほら 新しい明日が来る」

小さな翼でも ただいつも 愛を歌おう
世界が 僕の瞳(め)に 君の瞳に 映す今を

飛ばない翼でも 仰ぎ見て 今日を生きよう
いつでも 僕が在(い)る 君が在る そして行くよ
光る彼方 明日が来る
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