静かに明けた空がもういいと言ってる
夜は明けて また新しい日々を連れてくる
いつのまにか僕は僕だけの物じゃ無くなって
愛しい人の笑顔さえも僕の胸を責めていた

いつまでも輝き続ける 輝くはずだと思いたい
夢を胸の真中に置いても もう熱くならない僕を
ああ 遠くなって行く僕を笑わないで

夜明けと共に長いお別れも終りにした
そっと明けた空がもういいと言っている

電車が揺れる度に心もまだ揺れた
僕は昨日夢を捨てて 新しい毎日を生きる
たくさんの人達に紹介されて僕は
ただ頭を下けていた

ああ 君が持たせてくれた昼御飯を食べながら僕は泣いた
ひとくち食べる度に二人の絆を愛し続けた
ああ 君の所に帰りたい 帰りたい

公衆電話の前に立ち 汗をかいた手のひらの中
握りしめた十円玉をポケットにまた戻して

いつまでも輝き続ける 輝くはずだと言いたい
夢を胸の真中に置いても もう熱くならない僕を
ああ 遠く離れて行く僕を…

人生を僕は間違ったとつぶやくこの胸をなだめ
誰かを愛し 何かを守り生きることあきらめないで
ああ 子供だった僕に気付く 僕が居る
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