悲しみのない世界

悲しみのない
世界はどこに
あるのだろうか

空にたずねる
風に笑われ
夕暮れすぎて

ひとつ、ふたつ
嘘をつなげば
もっと上手に
生きられるかな

悲しみのない
世界はどこか
あるのだろうか

君次第だよ
いらないものは
おいてゆけばいい

ひとつ、ふたつ
海に預けて
ずっと先には
思い出すから

悲しみのない
世界などない
知っていたけど

それでもすべて
巡りに巡る
望まなくても

ひとつ、ふたつ
星 みつけたら
君に逢えそう
そんな気がする

ひとつ、ふたつ
忘れてしまえ
何もなくしは
しないのだから。
×