アノ風ニノッテ

君に会いたくて 夜明けも待たずに 走り出していた
笑い合えるように 唄い合えるように
今もう一度飛んでみるよ あの風にのって

心地良さばかりを 求めて生きていた ぐるぐる同じ場所で
そんな僕の前に 現れた笑顔は 太陽のようだった

君に会いたくて 夜明けも待たずに 走り出していた
思い出は僕を 海辺に導く 今もう一度飛んでみるよ あの風にのって

「悲しみや迷いが あるから分かるんだ 楽しさも喜びも」
そう君は呟き 細い腕を僕に 伸ばしてくれたんだ

君に会いたくて 夜明けも待たずに 走り出していた
言葉に出来ない 信じる気持ちを
今もう一度胸に刻む あの風にのって

二人 砂浜に書いた文字 お互いの名前を
波がそのままそっと さらうと一つになれた気がした
瞬きも忘れるくらい綺麗だった

熱い夏の海 君と羽ばたいた 鮮やかな日々は
冷えかけた夢を 温めてくれる あの風にのって

君に会いたくて 夜明けも待たずに 走り出していた
思い出は僕を 海辺に導く 今もう一度飛んでみるよ あの風にのって

君に会いたくて 夜明けも待たずに 走り出していた
笑い合えるように 唄い合えるように
今もう一度飛んでみるよ あの風にのって
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