風車

思い出の中には風車
小さくちぎった白い雲を
山の裾まで送った 銀の風

二人の影はもう 長いけど
信じてようよ 僕らのチカラ
誰にも頼らない 強さを見つけよう

小川の土手で 待ちぼうけ
僕はそのまま大きくなった
風の国にいて 君を待ってるから

woo‥指に軽くキスをして
woo‥君の心を治そう

背中を押されて 歩き続け
いつしか僕を忘れていった
街の人波に 飲み込まれてゆく

もっと速く 細く長い
君の乗った影は伸び続けて
光はまだ ずっと遠く
見果てぬ星の裏

出会ったばかりの夏の夜に
同じ言葉と 宝物を持った
決して途切れない 流星を見てた
夢中で遊んだ ひまわりが
月の明りに羽を止めるだけ
いつもと同じ 昔から変わらない時間(とき)
君はここに居たかったんだけど

もっと速く 細く長い
君の乗った影は伸び続けて
光はまだ ずっと遠く
見果てぬ星の裏

思い出してごらん 風車
あの頃の手はこんなに小さかった
涙を拭くたび 大きくなったのかな
夢中で遊んだ 僕たちは
つむじ風から羽と飛んでゆく
いつもと同じ昔から変わらない時間(とき)
君はここに居たかったんだけど
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