あの夏の日

見上げる空にふわりと
流れる風の香りは
夏の日の残り香たち
かすかにただよわせるの

はるかに遠く遠く 季節はうつろい
遠い遠い 過去になる

あなたが居た あの夏の日
空に咲く花火
散っていく 想い出とも
あなたと観た 夏の星座
夜空を彩る
忘れない 隣にいた
あなたの声

変わりゆく季節
変われない想い
ずっと ずっと 永遠に

色あせるモノクローム
閉じ込めた真夏の空
赤焼けた思い出たち
も一度胸を焦がすの

しずかにそっとそっと 月日は満たされ
深く深く 刻まれる

あなたが居た あの夏の日
校舎のらくがき
消えてゆく 想い出とも
あなたと観た 海のあおさ
胸をやきつくす
忘れない 波打ち際
手のぬくもり

過ぎてゆく出会い
変われない想い
ずっとずっと今も

あなたが居た あの夏の日
空に咲く花火
舞い上れ 想い出たち
あなたと観た 夏の星座
夜空を彩る
忘れない 隣でみた
あの日の夢

変わりゆく季節
変われない想い
ずっと ずっと 永遠に

あの夏の軌跡
変わらない想い
ずっと ずっと 今へ
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