乙女の祈り

乙女の祈りが きこえてる
わたしはひとりで 歩いてる
あのひと住む家 このあたり
静かな坂道 昼さがり
何度も何度も 立ちどまり
あの窓あたりと 背のびする
逢いたいこころ ときめくこころ
わたしの真上に 虹が出る

乙女の祈りが ふとやんで
窓からあのひと 顔を出す
若葉の匂いが たちこめた
何故だかうれしい 雨あがり
何度も何度も ふりむいて
ちいさなしあわせ 感じてる
いえない想い ひそかな想い
わたしの真上に 虹が出る
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