思いをはせることだけは自由

あなたを愛してよかった なんて
一人きりでもいつか 言えるかな
今 思いをはせることだけは 自由
あふれるあなたを 見ている

頭を軽く 壁にぶつけながら
このまま倒れてしまわないかなと思う
そばにいたい ただ会いたい 眠れない…
泣きだしそうな瞳
まばたきで はぐらかす

夜更けまで 消えない「明かり」たち
みんな誰かを そっと待ってる

どこかで憎んで そしてゆるして
楽しい二人だけが 見えてくる
今 思いをはせることだけは 自由
夜明けがまぶしく 帯になる

舗道のわきに 咲き誇るプランター
白いホースの水しぶきの中で 光る
くやしいほど残酷なほど 輝いて
心のひ弱さが 歯がゆくなってゆく

堂々と 好きでいればいい
“簡単”ばかり願うから つらい

あなたを愛してよかった なんて
一人きりでもいつか 言えるかな
今 思いをはせることだけは 自由
あふれるあなたを 見ている

さよならをぐっと抱きしめながら
まだ 大丈夫だよと 胸をはる
今 思いをはせることだけは 自由
あふれるあなたを 見ている
La la…
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