帰らざる日々

あの日の夢が浮かんでくるよなつかしくとも
ふり返ると そこは風
まちがいだらけの自分と知っても雨にうたれて
歩くだけさ 涙かくして

人にはそれぞれの生き方があるさ
たとえば横道へそれたとしても
太陽に向かって走っていればよい

泣いてる奴も 怒れる人も 立ち止まる時
きっと後を見てしまう
人生という船が進むよ 海は荒れても
風がやんでも 帆を張って

はるかに過ぎた日に思いをめぐらせて
若さをなつかしむ ホロ苦い酒
明日のために 断ち切るんだ過去を

誰もがこうして月日の中でさまよいながら
手探りだけの 旅をする
たどりつく日も 安らぐ場所も知っているのは
運命という 言葉だけ
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