渇望

この瞳をつかんだ波の果ては
何を示してゆくものなの
呼吸さえも忘れてしまうほどに
楽観と悲観がリンクする

荒い風に怯えてた耳をふさぐその前に
飛び込みたい あなたの空へと

哀愁の音さえ聞こえなくなるほどに
この体へと響きを下さい
あなたから私へと伝わるその声が
隙間無くこの腕で守れるように

何故か言葉を欲しがるその姿勢に
胸の奥が気を張ったよ
さあ行こうよと笑うその瞳に
胸の奥が震えたんだよ

光る朝を見つめてた 穏やかさを求めてた
飛び込みたい あなたの空へと

灰色の時間が私を壊すから
その瞳で大丈夫と握って
哀愁の音さえ聞こえなくなるほどに
この体へと響きを下さい

あなたから私へと伝わるその声が
隙間無くこの腕で守れるように

あの日差しが二人照らした
目隠しはもういらないと
大丈夫だと握るその瞳が 今ここにある…
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