潮騒

小波の様に君は 寄せては返す
潮騒を聞いた 誰もいない砂浜

海岸線を描く ガス灯の明かり
遠く霞んでた

寄り添う様に 歩幅合わせ 二人の足跡は 砂に刻まれて

灯台に導かれて 別に意味など要らなくて
君と僕の夜

揺れる瞳 たなびく髪 潮騒は駆けてく 君を彩ってゆく

二人だけの 生まれたばかりの 僕らの炎は それでも確かに 震えた

振り返らない 二人誓うよ 帰り道はいらない 想い出せやしない

愛してるから そう愛しているから 僕の腕の中で 微笑んでいて

愛してるから そう愛しているから 重なり合う炎は 消せやしないよ
ずっと
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