八戸小唄

唄に夜明けた 鴎の港
船は出て行く 南へ北へ
ハヨイヤサ
鮫の岬は 潮煙り
けむる波止場に 船つく頃は
白い翼を 夕陽にそめて
島の海猫 だれを待つ
いかりおろせば さ霧の中に
あかい灯影が チラチラ見える
行こかなつかし あの港
嶽の日和に 稲の花盛り
娘おどれよ おしまこ踊り
城下二万石 菊の里
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