陽のあたらない部屋

君の瞳 僕の胸に 映し出したその時
すべてが変わった

会えない夜は ホテルの部屋で
体寄せ合ってふざけあった

陽のあたらぬ愛は 悪戯に二人の距離
時に離してしまうけれど
愛しく思える心温めながら 二人でいれば大丈夫さ

街から街へと 旅を続ける
お互いの言葉を思い浮かべて
短い夜も 白い壁も 今夜の二人を包んでくれるよ

窓の外に見える鮮やかな街灯りを
「おもちゃの様ね」と笑った
あどけない君の横顔見たとき 僕はそっと抱き寄せた

シャワーの後の髪に温りを感じながら
二人は子猫のように眠る

やがて朝が来ても つないだ二人の手は
離さないと信じて
生きて行くこと それ以外に もう一つ確かな
真実が見えた
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