Angel on tree

ふわり 光と一緒に
風の羽根でやってきた
身体中に希望を詰めて
遠くを見上げてる

裏庭の木に登って
赤い実を無心に摘む
「ひとつ残らず食べたなら
きっと空を飛べるわ」

遠い日にあげてしまった
一粒の涙探して
大好きな人に出会った
初めてのそんな気持ちに
そう気付かない程
夢中なのね

突然聴こえる歌は
多分お気に入りの歌
少し元気のない時に
思わず口ずさむ

跳ねるように歩いてく
小さな後姿は
誰が見てもどこにいても
すぐに分かりそうだね

いつか知るの
たくさんの気持ち
その全てが涙になる

暗い部屋で
思い出も一緒に閉じ込めたら
まだ進める?

もっと高く高く飛べる場所を
あなたならば知っているのね
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