暖炉の火が ぱちぱちと歌えば
だいだい色に 包まれる
テーブルに並ぶ二つのマグカップも
ほんのりと 頬を 赤らめている
コトバをなくそう このまま…

窓の外 白と銀の 奏であいの その果てには
桜の木が 春を吹き薫らせる
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