君の詩

命つきる その時 僕は何を思う
遠く残した 忘れえぬ人
命つきる その時 君は何を思う
青い香りに 包まれる夢
時を引きもどせるなら あの駅に降りたち
時間の鍵を回して 君に会いにゆきたい
愛してたことよりも
君といた季節を 繰り返したい
星は巡り 時を映す 変わらない面影
そっと 微笑んでいて

月の光 照らされ 君を抱きしめた
遠く残した ほのかな記憶
朝露の目覚めに 君が教えてくれた
愛することを その ぬくもりで…
もしも許されるのなら あの風を追いかけ
時間の壁を壊して 君をさらいにゆくよ
めぐり逢う 時のずれ
それは未来への メッセージ
夢に かなうことよりも
変わらない あの場所
そっと 立ち止まるから

青い空 見上げるよ
君の名を呼んだ
今も聴こえる 君の詩…
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