優しいうたをうたいたい

愛しさで失くしたもの 優しさと思っていたこと
他の誰も知らない 本当の自分に問いかけてみた
誰かのために生きたくて あなたのために生きるふりをした
遠ざかるあなたに泣きながら ちっとも泣けない自分と泣いた
“信じる”でも“信じられる”でもなく
“与える”でも“求める”でもなく
誰かのために生きるために 自分のために生きたいと思った

人のせいにして人を傷つけて いつも
自分のせいにして逃げては 誰かの優しさをずっと待っている
このままじゃ嫌なんだ 自分を嘘にはしたくない

失くした夢の輝きさえも 愛せるような 優しさを心に
見つけたい ひとり歩くよ 私がいた道を
あなたが忘れる頃 この歌が届けばいい

誰かを愛する自分を 誰よりも愛せるように
痛みも後悔も 憶えたまま 笑えるように

大切なものを失くして 今になって 気付いたよ
愛しさや寂しさを越えた いつまでも 強くそこにある
本当の優しさは 愛のそばにそっとあるものだと

失くした愛のはかなささえも 愛せるような 優しさを心に
見つけたい ひとり歩くよ あなたがいた道を
私が忘れる頃 あなたにまた会える気がした
いつか本当の優しさを あなたとうたいたくて

ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
あなたを思い浮かべて 今日も大好きなうたをうたう
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