ボーダー

どこのどいつが 泣いているのか
どこのどいつが 死んじゃいたいのか
どこのどいつが 優しいのか
わからなくて人が恐いまま

楽しい歌は嘘臭い 悲しい歌はバカらしい
わかったフリしてる歌詞は最悪
ボタン一つで消されてしまう僕の声だけど
「手のひらが冷たくて痛いからつないでもいい?」

僕は僕以上の未来を僕自身で描こうとしてしまうから悲しくてイラだつ
君は君以上の未来を君自身で描こうとしてしまうから苦しくてムカつく
このボーダーを超えて

楽しい奴は嘘臭い 悲しい奴はバカらしい
わかったフリしてる奴も最悪 ボタン一つで消してしまいたいよ

不思議な不思議な糸でからまった 温度の見えない文字だけの世界
二つの小さな心が露わになって
つながり覚えてしまった 痛みと不器用さで

歌おう 歌おう 今何も要らない 二人がつながっていれるように
歌おう 歌おう 今誰も構いやしないよ 君の声が聞こえるから

言葉の効果や 損得を考えてしまうのは
僕があまりにも弱いから
それでも君がいるのなら 全てさらけ出そう
光があるように

歌おう 歌おう 今何も要らない 二人がつながっていれるように
歌おう 歌おう もう言葉にしなくても 君の声が聞こえるから
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