グリーン・グリーン

流れてゆく 雲の影が 夏へと急ぐよ
輝いてる 草原を 自転車で すべる

動き はじめた 心の向きは 光 あふれる まぶしさ
時の 階段は けわしいけれど
追いかけた 未来は ボクたちの 指先にきらめく

すべて緑に なる日まで 抱きあったこと 出会ったこと
両手 ひろげて 風うけて この胸に生きつづける
時代の向こう側まで

風の香り 土のにおい はだしに なろうよ
春がくれば 新しい生命 生まれてく

あの日 あの場所 ふたり一緒に 木にきざみつけた名前も
息づいてるように 涙が ほほをぬらしても
誰かを 求めずに 歩いては ゆけない

すべて緑に なる日まで 寄りそったコト 泣いたコト
よせては 返す 波のように 勇気が あふれてくるよ
時代の向こう側まで

ひとり またひとり 愛する人が 遠ざかる
かわらぬ想いは 夢みるころ 過ぎても

すべて緑に なる日まで 抱きあったこと 出会ったこと
両手 ひろげて 風うけて この胸に生きつづける
時代の向こう側まで
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