私だって

教室から外を見ていたら
陽射しの中 キラリと光った
まわりにみんなが
大勢いたけど
なぜだか あなたが
ひとりに見えた

いつのまにか 友達になって
同じ夢を追いかけていたの
生まれる前から
知ってたみたいに
隣りにいるのは
偶然じゃない

私だって
超せつないのよ
今になって素直になれない
私だって
超苦しいのよ
女の子になれないから

ケンカばかり いつも してるのは
ひとつになる 心のプロセス
悲しい時には
やさしい瞳で
負けてはだめだと
叱ってくれる

あなただって
超あまのじゃくよ
見つめ合うと話題を変えるの
あなただって
超あまのじゃくよ
唇さえ近づけない

私だって
超せつないのよ
こんな風に近くにいるのに
私だって
超苦しいのよ
「好きです」とは言えないから
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